Zappos&Amazon ECカスタマー戦略視察ツアー 2018 Vol2 AIとオムニチャネル

ツアー2-3日目は、明日のAmazon訪問も前に、事前視察と勉強です。

オムニチャネルの現状の把握するために、WholeFoodsと比較される、トレーダー・ジョーズ(Trader Joe’s)へ、こちらは、「グルメ・スーパーマーケット」(オーガニック)の比較的高級志向の食料品小売店に分類されます。中間流通を省くことによって価格を抑えているのと、トレーダー・ジョーズブランドの製品には、「TRADER JOE’S」のラベルがありました。トートバックはお土産に有名です。

https://www.traderjoes.com/

この企業の強みは、

1:フェアな取引:USのサプライヤーの間では「棚代はトらレないジョー、トレジョー」が業界の常識となっています。

2: サプラヤーと直接交渉、WholesalerやDistributorなど仲介業者を通さないことで中間コストをさらに削減しています。他社より早期に大量購入して仕入れ値をさらに下げるっていう工夫もしています。

3: オーガニック小売業界のSPA(PB商品がほとんどです。お母さんが、チョコスティッククッキーを30個まとめ買いしていました。)ともいえるモデルなので、常に消費者を向いてConsumer-Firstでビジネスを展開していますので、売れない商品はすぐに販売が中止されていますね。D2Cモデルを展開している小売と言えます。

4:店舗をみましたが、セールス(Discount)をしていませんでした。そう、Every Day Low Price です。このメリットは専門家にお任せしますが、

  1. 消費者が本当に欲している商品(品質・価格・デザイン)をシンプル・クリーンなデータで分析できることですね。
  2. あと、システム投資と、店舗オペレーションがシンプルになり、効率化が図れます。
    と、考察・体験をして、次は WholeFoodsへ

2017年8月28日に買収Amazonに137億ドルで買収された、ホールフーズ・マーケット(英: Whole Foods Market, Inc.、NASDAQ: WFM)は「グルメ・スーパーマーケット」と呼ばれる比較的高級志向の食料品小売店に分類されています。

https://WholeFoodsMarket.com

Amazon との連携は

1:商品の受取の拠点(アマゾンロッカー:因みに、アメリカ全体では、2000か所以上設置されているとか)
(これは、他の小売店舗でも導入が進んでいます。事例は後程)
インスタカート(USでは、オンライングローサリー&宅配サービスOr店頭ピックアップ)が有名ですね。

例:5ドルの月額会員費用(GSとタイアップして、ガス代ディスカウントや会費無料など、販促はアメリカならでは)35ドル以上の購入で、配送無料 などなどです。

2:Amazon Fresh

3:Prime会員への優遇策プライムパーク(特典)

例:プライム会員に5%のキャッシュバック+特定品目の10%オフ
となっています。

 

なぜ、Amazonが実店舗や、Goを展開するのかは、シアトルのAmazon訪問報告でご案内します。

 

シアトル1日目:ツアー3日目です。先ずは、各店舗を視察です。

こちらは、ターゲット・コーポレーションhttps://www.target.com/

アメリカ合衆国で売上高第5位の総合ディスカウント小売業ですね。シアトルのダウンタウンのお店です。Order pickup のアピールが目立ちますね。(WEBで注文して、店頭でピックアップするサービスです。DeliveryはFreeと表示されます。)
詳細はこちらを、(食品も楽しい品ぞろえです。)

https://www.target.com/c/order-pickup/-/N-ng0a0?lnk=OrderPickup

AIの拠点となっているシアトルで、AIベンチャーとVCへ訪問です。
先ずは、シアトルの情報セクターの背景・概要からですが、

アメリカのエンジニアに対するアンケート調査によれば、『次に生活拠点を移して仕事をしたい都市は』という設問では、シアトルがダントツの1位です。(確かに住みやすい、でも、夫婦で2000万円の年収でもシアトルには住めないそうです。)

では、なぜ、AIの拠点なのかですが、最大の要因は、クラウドサービスとAIエンジンで世界1・2位を占めるアマゾンとマイクロソフトが、AIスタートアップの支援と囲い込みをしていることです。

Amazon:Alexaファンド https://developer.amazon.com/ja/alexa-fund

会話型AIを中心にスタートアップの事業化を支援しています。

7,000人のAI事業部を擁するマイクロソフトも、起業支援プログラム「マイクロソフト・スケールアップ」https://startups.microsoft.com/ja-jp/scale-up/

機械学習やデータサイエンスのスタートアップの育成を進めています。

そして、グーグル、フェイスブック、セールスフォースなどのシリコンバレー大手も拠点を構えているのは有名ですね。さらにはBATと呼ばれる百度、アリババ、テンセントの中国勢のAI研究開発拠点も進出も話題になっています。

今回は、2017年で700以上のスタートアップ企業があるといわれている中から、BLUE CANOE(ブルーカヌー)へ http://bluecanoelearning.com/ へお伺いしてきました。

BLUE CANOEはAIと音声認識を利用し、如何に脳神経を訓練してよりパーフェクトな英語、発音を話すサポートを行うゲーム等を開発している今非常に注目されている企業です。

AI企業が多く集まるシアトルならではの企業で、Allen Institute for Artificial Intelligence 「アレンAI研究所」(https://allenai.org/)にも入っていた新規企業です。副社長は昔日本のMicrosoftの社長を務めた方でした。

こちらでは、

1:AIとML(機械学習について)の違いと、現状のシステムレベル(業界全体)

AIとは人間の知的行動を模倣する機械の能力のこととのこと

その1つは、応用AI 縦型AI/特化型AI)は、みなさんにお馴染みのチャットボットやFAQ支援、広告パーソナライゼーションなど、特定のニーズに用いられているとのことです。

一方、汎用AI(別名:強いAI/完全なAI)は、人間に代わって作業するシステムや装置のことだそうです。これは難しいので詳細は追ってご案内します。

機械学習はAIの一部であり、画像認識や自然言語処理などになります。ここがビジネスモデルの肝になっているとのことでした。

2:ビジネスモデルの設定の実現の仕方。

  1. 社会的課題が解決できること
  2. マネタライズ(収益化)が如何に重要か

を、VCとCEOを通じて大変事業企画にためになるレクチャーと気づきを頂けました。

AI+MLについては、よりサービスに特化していくものがどんどん市場に出てくるので、期待して良いとのことでした。CRM領域でも利用シーンや、顧客体験を向上させることが可能とのことでしたので、お悩みごとやご関心があれば、弊社までお問合せください。