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世界中が大注目!アンチエイジング・健康維持に『ホルモン』の教え
〜ICE2010「国際内分泌学会議」 市民公開講座レポート〜


10/04/21

まだ肌寒さの残る、3/28(日)。京都北山の国際会館にて開催された「第14回国際内分泌学会議」の
プログラムのひとつ、市民公開講座「ホルモンと成長・健康・長寿」に参加、聴講した。
国際内分泌学会議は昭和63(1988)年以来22年ぶりの日本開催。国立京都国際会館にて3/26〜30の5日間にわたり開催された。

開会式には天皇皇后両陛下の臨席を賜り、世界中から約4000人の医学研究者、学生が集まる大規模な学会で、約1800の学術講演やシンポジウムが行われ、ホルモンの作用や病気の基礎研究、近年注目度の高い糖尿病や肥満対策などの生活習慣病の治療と予防などについて、最新の研究成果が報告された。
学会は研究者を対象としたものであるが、3/28の市民公開講座については唯一、一般市民向けの講座として「特定NPO法人 日本ホルモンステーション」の後援で実施。内分泌学の分野での最新の研究成果を一般の方を対象に広く還元する目的で実施され、主にシニア世代の男女を中心に約500名の市民が会場を埋めた。

プログラムは、北京オリンピック陸上4×100mリレー銅メダリストの朝原宣治氏(大阪ガス)と、今回の国際内分泌学会議の組織委員長を務めておられる京都大学大学院 内分泌代謝内科教授の中尾一和先生との特別対談に続き、同じく日本を代表する研究活動を続けておられる5人の先生による講演が行われた。
<講座プログラムPDF>
「和製カールルイスと呼ばれた男」
今は現役引退され後進の指導にあたっている朝原氏。陸上競技選手としての活躍と偉業は言うまでもないが、トップアスリートとしての体調管理、トレーニング秘話について中尾先生との対談で語っていただき、なかでも「ホルモントレーニング」と自ら名づけた、時に過酷ともいえる筋力トレーニングによって筋力アップだけでなく集中力のアップ、はては成長ホルモンの分泌を促すことによる回復力を高める効果が得られたなど貴重な体験談を聞くことができた。

「若い頃と同じ食事をしていたら必ず肥満する」
引き続き、中尾先生より「加齢と肥満・糖尿病」についてのお話しを聞く。
加齢による体の変化、すなわち筋肉と骨の質量が減少し、基礎代謝量が減る中、適正な体重を維持することが健康障害、はては糖尿病をはじめとする生活習慣病を防ぎ、健康を保つ秘訣であることを数字を交えてわかりやすく解説いただいた。

全講座とも、一般市民にとっては普段聞く機会のない専門医からの最新の研究事例にもとづく内容を網羅。図表を交えてのわかりやすい解説で、各先生とも予定時間をオーバーして熱弁をふるわれ、プログラムは盛況のうちに終了した。

言葉は聞いたことがあっても、とかく難解で敬遠されがちな「ホルモンの話」。近年では健康維持やアンチエイジングの観点からもホルモンへの関心は高まっており、今後とも日本ホルモンステーションの活動に大いに期待をしたい。



<文責> DMG龍頭 賢

認定NPO法人 日本ホルモンステーションについて

内分泌疾患に関する一般への啓蒙活動と若手研究員への研究助成に取り組む認定NPO法人
平成15年11月28日設立
理事長 井村 裕夫 氏
先端医療振興財団・理事長 元京都大学・総長
〒606-0805 京都市左京区下鴨森本町15番地 (財)生産開発科学研究所内
http://www.npo-hsj.jp/



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